夏になると、衝動的に田舎に帰りたくなるの何でだろう〜。
ど田舎出身なもんで、夜は虫の声や蛙の声がうるさくて、開けた窓からは草むしりをした直後みたいな青くさい風が入ってきてたなぁ〜。
それだけ聞くと、どこらへんが良いんだよって突っ込みたくなる人もいると思いますが。笑
私的にはそのどれもが、ザ・田舎の夏の夜って感じで好きだったんですよね。洗い過ぎでゴワゴワしたタオルを枕カバーにしてたことまで覚えてます。庭から見上げた満点の星空や、近所の田んぼに現れるホタルなんかも。
夏の夜って、四季の中でも特別な感じがしませんか?
かの有名な「枕草子」にも、“夏は夜 月の頃はさらなり”なんて書いてあるくらいだし。(もっとも、清少納言がいた頃の日本の夏は、今とは比べ物にならないくらい涼しかったんだろうけど。)
東京の夏の夜は田舎と違って涼しくなくて、虫の声も少ないけれど、風の匂いはやっぱりおんなじで、遠いけれどやっぱり同じ場所なんだなぁと実感します。
今日は台風だからできないけれど、残りわずかな夏の夜を存分に感じるために、晴れた日の夜は散歩に出かけようかなと思います。
東京の夏の夜のいいところは、そうやってふらふらと歩いた先で素敵な喫茶店やBarなんかに出会えるところですよね。そこに、赤いさくらんぼが乗ったクリームソーダなんてあったらもう最高です。
ぜっっっっったい頼む。
まぁとにかく今日は無理そうなので、早めにベッドに入って打ちつける雨の音を聞きながら好きなことをしようと思います。
おわり〜